045-295-3802
YouTube、Twitter、インスタでおなじみのヨッシー親方に取材をしていただきました!!
野丁場左官職人をぶっちゃけ(笑)てもらいましたので、是非ご覧ください!
ゼネコン現場の左官屋の仕事は下地を作ることが多く
上からタイル、塗装、長尺などに覆われますので、自分が塗ったものは見えることはほとんどありません。
しかし!下地は大事なのです!!
地味だけど、下地が大事!!
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『左官体験会』を
2024年6/16(日)に開催します!!
鬼多見左官
吉田官業
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鏝と鏝板と数種類の左官材を用意してお待ちしております!
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左官といっても、みなさんが普段目にする一般の住宅や店舗などを「まちば(町場)」と言います。
ビル、マンション、駅など大規模な工事現場を「のちょうば(野丁場)」と言います。
この「まちば」と「のちょうば」は仕事内容も大きく異なります。
今回は左官の「まちば」と「のちょうば」の違いについてご紹介します。
多くの人は、町場や野丁場という言葉にあまり馴染みがないかと思います。
ちなみに丁場とは、工事現場のことを指します。
そして、建築業界では鉄筋コンクリート造などの大規模な建物工事の現場を、野丁場と呼んでいます。
野丁場という言い方をするようになったのは江戸時代。家が集まる場所を町場と呼んでいたため、大工さんが町民から引き受けるような住居建設の仕事を町場(町丁場)の仕事と呼んでいました。
一方で藩などが大きな建設をする際に、必要な職人を各地から集めて行う大規模な工事は、野丁場仕事と呼ばれていました。
この言い方が現在にも残り、大手の建設会社やゼネコンがプロジェクトを組んでビルやマンションを建設する工事の現場を、野丁場と呼ぶと言われております!
(諸説あり)
~仕上がりやスケジュールに高い精度が求められる!野丁場の左官仕事~
野丁場の仕事は大きなプロジェクトであるため、幾つもの専門業者(型枠大工、生コン屋、はつり屋、足場屋...
数えたらキリがないくらい笑)によって仕事が分かれています。工事のスケジュールに従い、それぞれの業者が担当する工事を行い、まるでリレーのようにバトンを次の業者に繋いでいくことになります。
野丁場での左官の仕事は、主に下地作りです。上からタイルを貼ったり、塗装や長尺を施されると見えなくなってしまうため一見地味~な仕事なんです!
が、ミリ単位の誤差で仕上げていかなければならず、職人の高い技術が必要とされる大事な作業です。
例えば、タイル下地では...
タイルの大きさは決まっています。
建物の出来上がりの大きさも決まっています。
目地(タイルとタイルの間隔)の幅も決まってます。
じゃあ、この壁あと3ミリ厚み出さないと出来上がりの大きさ変わっちゃうよね!とか
この微妙に斜めってる所、水平または垂直にしないとタイル曲がっちゃうよね!...などなど
野丁場全体スケジュールが決められているため、やり直しになれば次の業者さんに迷惑がかかりますし、
工期に大きな影響が出てしまいます。(これはどの業者さんにも言えるのですが)
野丁場の左官は、仕上がりの精度は当然のことながら、工期に間に合わせる又は、工期を縮めて次にバトンをつなぐことが重要視される仕事なのです。
でも、早かろう悪かろうもダメです!!丁寧すぎて時間かかりすぎもダメ!!
バランスが重要ですね
~職人のセンスや技術がキラリと光る!町場左官の仕事~
一方、町場左官では、塗り壁などの仕上げ作業をしていきます。コテを使って、漆喰(しっくい)や流行りの珪藻土(けいそうど)などの自然素材で壁を塗ったり、モルタルで床や壁を仕上げたりします。また、タイルやレンガ、ブロックなどを使うこともあります。
継ぎ目なくきれいに塗りあげる技やコテを使った模様作りなど、経験を積みながら技術力を高めていきます。
手作業での仕上げになるため、職人のセンスや技術がそのまま仕上がりに表れることに。
集中力や技術力が求められますが、塗り上げた後には大きな達成感があります。
職人の技を発揮できる、魅力的な仕事ともいえるでしょう。
ザ・職人!!って感じでかっこいいです!
野丁場も町場も伝統技術を受け継いだ職人技を現代の建築に活かしています。さらに新素材や技法の発展により、覚えなくてはいけない工程数もどんどん増えています!
まさに温故知新
左官ってホント奥が深いんです~